第35回中央環境審議会循環型社会部会(令和2年9月8日)において「資源循環分野からの地域循環共生圏モデル(2050年に向けたイメージ図)」が報告されました。このイメージ図は、廃棄物処理施設を核として、資源循環分野から地域循環共生圏の形成に取り組まれようとする関係者が参考にできるよう作成されています。(その後、第37回中央環境審議会循環型社会部会(令和3年4月6日)の資料で、一部更新されたイメージ図が掲載されました。)
本モデルは、地域の特徴を反映した5つのサブモデルから構成されています。モデル全体としては必ずしも実例があることや実現方策の裏付けを前提とされていませんが、資源循環分野からの地域循環共生圏の形成において望ましいと考える一般廃棄物処理の在り方を中心としたモデルを、具体的にイメージしやすいものとしています。
各地域においては、本モデルも参考に、それぞれの地域に適した形で地域循環共生圏形成を推進されることが望まれています。
以下には、第37回循環型社会部会で報告されたモデルの中身はそのままに、イラストを新たに描いて置き換えたイメージ図を掲載しています。イメージ中のグレーの点線で囲まれたオブジェクトをクリックすると、5つのサブモデルや主要施設、技術要素に関する詳細な解説にアクセスできます。また、クリック時に表示されるポップアップには、そのオブジェクトに関連する事例ページへのリンク等が掲載されています。右上のチェックボタンにチェックを入れると、イメージ内のどの要素がどの程度普及しているかを区別できます。
「資源循環分野からの地域循環共生圏モデル」の各ページは、パシフィックコンサルタンツ株式会社・一般財団法人日本環境衛生センター「令和2年度中小廃棄物処理を通した資源循環・エネルギー回収促進方策モデル調査検討委託業務報告書」(令和3年3月)、及び環境省環境再生・資源循環局「2050年カーボンニュートラルに向けた廃棄物分野の脱炭素対策について」(令和3年4月6日、中央環境審議会循環型社会部会(第37回)資料1)から作成しています。
各ページの出典は上記資料の公開時点のものになります。公開時点からURLが変更されている場合があるため、ご了承ください。