特徴

• バイオマス設備と熱回収設備を合わせた高効率原燃料回収施設の導入により、従来は発電が困難であった小規模施設において、高効率な発電が可能となっている
• ストーカ施設単体と比べて、焼却対象ごみの減量、エネルギー効率向上、温室効果ガス排出抑制等の効果
• メタンガスによる発電およびFIT制度を活用した売電により、維持管理費を削減

南但広域行政事務組合

自治体の政策方針、背景

循環型社会の実現に向けて総合的なごみの減量化・再資源化を推進するための拠点となる施設を目指す

施設概要

施設　南但ごみ処理施設（南但クリーンセンター）

処理能力　36t/日（バイオマス設備）　43t/日（熱回収設備）

バイオマスの種類　燃やすごみ

処理方式　乾式高温

発電能力　382kW

利用先　施設内利用、売電

出典：南但ごみ処理施設（南但クリーンセンター）パンフレット

宮津与謝環境組合

自治体の政策方針、背景

公害防止に十分留意するとともに、循環型社会・低炭素社会を形成する施設として広域ごみ処理施設の建設を推進

施設概要

施設　宮津与謝クリーンセンター

処理能力　20.6t/日（バイオマス設備）、30t/日（熱回収設備）

バイオマスの種類　可燃ごみ

処理方式　乾式高温

発電能力　270kW

利用先　施設内利用、売電

引用・参考資料

• 廃棄物系バイオマス利活用導入マニュアル
• 南但広域行政事務組合HP
• 宮津与謝環境組合HP
• 平成30年度廃棄物処理システムにおける低炭素・省CO2対策普及促進方策検討調査及び実現可能性調査委託業務報告書